ドキュメンタリー動画のコツ「ズームマイク・その1」

ドキュメンタリー動画のコツ「ズームマイク・その1」

最近の機種では、ズームマイクと言う物も付いていたり、
オプションで売っていたりしますが、
このズームマイクとは、指向性の幅を変換させるものです。

この使い方を、把握していないと、
せっかくの音が台無しになるから注意してください。
メーカーのカタログには載っていないので、
勘違いしてしまう人もいるかもしれませんが、
ズームマイクを使ったからといって、
学芸会などで自分のお子様の声がクリアに撮れると言う事ではありません。
確かに、ズームマイクを使用し、レンズでズームをすると、
(撮影するポジションにはよりますが、)狙った音が、
ズームマイクを使っていない状態よりは、多少よくなります。

それは、周りの雑音を指向性という物でカットしているだけのものなのです。
いくら、音をカットしたとしても、周りの音が大きかったり、
ステージまでの距離が遠ければ、それだけ、録音しにくくなります。
これはちょっと考えてみれば、まぁ、当然のことです。

なので、ズームマイクを使ったからと言って、
狙った音をピックアップしたと言う訳ではありません。
あくまでも、内蔵のマイクよりは、
狙った音が撮りやすくなる位でいるといいのかもしれないですね。

「言葉や文字では伝わらない・・・」 “伝える” “伝わる” 映像制作の基礎知識

  • 魅力をしっかりと伝える映像の表現力
  • プロが教える映像制作のポイント

MVJコラム

Page Top