【新型コロナ対策】企業で使えるウェビナー活用

【新型コロナ対策】企業で使えるウェビナー活用

MVJコラム

ウェビナーとは、インターネット上で行うセミナーのことで、「ウェブ」と「セミナー」を合わせた造語です。Webセミナーやオンラインセミナーともいわれています。ウェブ会議システムとは分けて考えていて、ウェブ会議では比較的少人数での議論をするためのシステムとして利用され、ウェビナーは数百人規模までの視聴者との対話型セミナーを目的としたサービスとなります。

配信の方法は2種類

配信方法は、リアルタイム配信(ライブ配信)と録画配信の2種類があります。リアルタイム配信ではチャットなどを活用して対話できるため、利便性が高いです。学校の講義などをライブ配信で見ながらチャットで質問できたりすればウェビナーと言っても差し支えなさそうです。

メリット

これを行うことで、参加者はどこからでもインターネット環境さえあれば参加することが可能となりますし、講義をする人の顔を見ながら資料を見ることもできるため、その場にいるような雰囲気を感じることができます。わざわざ会場に足を運ぶ必要がないため、大変手軽な手段といえます。また、チャット機能があれば、講師とコミュニケーションも取りやすく、その結果理解度も深まりやすくなるといえます。

開催者は、パワーポイントと喋りと織り交ぜて話ができるため、伝えやすくなりますし、会場に人を集める必要がありませんので、新型コロナ対策として大変メリットがあります。また、コストも大幅に削減可能となります。普通にセミナーを行えば、会場費、設備代、備品代、スタッフの人件費・交通費などがかかります。ウェビナーであれば、コストを削減しつつ、ライブ配信をしながら収録しておけば、いつでも繰り返しみることができますので、コスパに優れています。

デメリット

話し手の技量が問われる場合もありますので注意が必要です。「適当に」「いきあたりばったり」でウェビナーをしていては視聴者は離れてしまいます。話し方や表情などできればはじめのうちはリハーサルをするなど、準備を整える必要があります。また、服装や身だしなみにも注意しなければなりません。

重要なのは音質

特に注意が必要なのは音です。映像には注意がいきがちですが、音はどうでしょうか?例えば、カメラに内蔵されているマイクで十分と思っていたら大変な間違いです。カメラから話し手までの距離が離れれば離れるほど、声は芯のないぼやけた音となり、大変聞きづらくなってしまうのです。声が聞きづらいセミナーは苦痛以外の何物でもありません。

できれば講師にはピンマイクを付けましょう。さらに音質を調整する機能のついたミキサーなどで環境を整えて、ヘッドホンで音質と音量を確認することをオススメします。特にライブ配信では失敗は許されません。そのためにスタッフをきちんと揃えて配信中も管理できるような体制が望ましいでしょう。

どのサービスを利用するか

ウェビナーを開催するためのサービスは何が良いのか悩ましいところです。そこで、私がおすすめするのは、YouTube Live。無料で利用できますし、限定配信をすれば特定の方だけに配信することも可能です。なにより、視聴者はYouTubeであればほとんどの人が知っていますし、視聴に対して敷居が低いのではないでしょうか。スマホで視聴することもできますから外出中でも視聴可能です。チャット機能も備えているのでライブ配信をしながらコミュニケーションをとることができます。さらに、ライブ配信をそのまま収録してアーカイブに残すことができます。あとから何度でも視聴可能ですので、様々なシーンで活用ができることになります。

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