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就職と採用の再考を
またリクルートが違法行為をしていた。内定辞退者の予測データを企業に販売していたのです。
以下、中堅メーカー２社の人事担当が長かった私の経験が役立てば幸いです。
まず面接で「ぜひ欲しい」と思った人材に断られたとき、「企業側からみた、あなたの強みはこれこれで、弱みはこの点です、それを自覚され仕事を愛し、仕事に愛され、いい人生を過ごされることを祈ります」と直筆で申し上げていました。３０年間で１００人に出したでしょうか？そのうち３人が転職して入社してくれました。
面接時「残念ながら・・・」と思った人には直接「当社では採用できませんが、あなたのご人格や性格からしてこのような企業で、このような職種からはじめられるのが一番と考えます」と申し上げてきました。こちらは２００人ぐらいでしょか。就職されお礼状を頂いたひとは約３０人です。お二人はお土産まで持ってきてくれました。
企業側は人材採用は「人さまの人生に介入している」との自覚をもって取り組んで欲しいものです。
就活中の人は、企業側の情報には色付けがあり、その時点のものです。しかしあなたは少なくとも５年、１０年３０年と働くのですよ、そのことをよく考えてください。そして入社後ダメだと思っても、その原因を掘り起こし、研究し、解決策を立案し、行動してください。それでもダメならそれを財産として次へステップアップと参りましょう。
