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ドキュメンタリー動画のコツ「シロお願いします」
ビデオカメラでは、ほとんどの方が、オートでやっていると思われるのが、
ホワイトバランス。
何のことかご存知ですか?
テレビ局のビデオカメラなどではよくカメラアシスタントが
白い紙をカメラの前に出していたりしますが、
あれはその場所のホワイトバランスを設定しているわけ。
つまりその場の正しい「白」を測定しているのです。
これは、「色温度」がカギとなります。
色温度とは?
鉄を熱すると、2000℃では赤。
太陽の表面温度6000℃だと黄。
9000℃を超えると青白くなります。
この時の温度をK(ケルビン)という単位で表したものを「色温度」というのです。
みなさんも経験した事があると思いますが、
撮影場所、時間、天候によって、カメラ設定を変えずに撮ると映像が青くなったり、
赤くなったりするアレのことです。
というわけで、
色温度を調整して、とある場所でどの色温度に白色を合わせるか調整している事を
「ホワイトバランス」というのです。
人間の目は、かなり賢いので、どこの場所に行っても、これは白色だと認識します。
しかし、
カメラはそういうわけにはいきません。
だから、
この場所では、白色はこれ!!と覚えさせなければならないわけですね。