企業内動画に活用できる!どんな動画も企画が大事

企業内動画に活用できる!どんな動画も企画が大事

MVJコラム

こんにちは、株式会社モーションビジュアルジャパンです。コロナ禍が長らく続き、マスクをつけていることが辛いなあと感じる人も多くいらっしゃるのではないでしょうか? わたしもなかなかに敏感肌?のせいか、かなり辛い・・・。

さて余談はここまでにしまして、本日は「広報担当者必見、どんな企画もコンセプトが大事!」というテーマでのブログをお届け致します。

弊社代表は、テレビ局にて培った豊富な現場経験と技術を活かして、現在は愛知淑徳大学で企業動画コンセプトメイクについて授業を行っているほど「コンセプトメイク」のプロフェッショナル。しかも今も尚最前線を直走っております。本日は、「コンセプトメイク」のノウハウを一部公開します。

企画立案とは、そもそも何か?

動画制作の中で肝となるのが企画です。これまでのブログにおいてもほぼ毎回のようにお伝えしているかもしれません。しかし、それほどに重要な作業です。そもそもこの作業は何をするのかを考えてみましょう。

企画は別の言い方をするとコンセプトメイクとなります。要は、時代背景や企業、マーケット事情など踏まえた調査を行い、企業にマッチしたコンセプトを定義し動画にすること。これがコンセプトメイクです。コンセプトメイクをしっかりやるところで有名なのは電通や博報堂といった日本に冠たる大手の広告代理店。予算も莫大且つ派手ですが、その分できることに制限がない。ですから大企業は大手広告代理店に発注して、好きなように依頼するわけです。これはこれで問題点も多いのですが、それはさておき。中小企業ではなかなか広告代理店を入れて動画を作ることは難しいと思います。そこで、弊社のような映像制作会社が広告代理店を挟まずに企画提案させていただくことがあります。

映像会社のコンセプトメイク

一般的な映像制作会社においては、会社紹介の動画を作る際、いわゆる「説明動画」を作りますが弊社ではコンセプトメイクをしますので、「イメージ動画」を作ります。

これは何が違うのでしょうか。「説明動画」とは、読んで字のごとく説明しているだけです。企業の概要説明、沿革、事業内容、サービス内容、製品説明、事業所紹介、経営理念をナレーションで説明していきます。尺は長いもので30分くらいの動画もあります。イメージとしては、パンフレットに記載されていることをそのまま動画にしたような感じです。企業側としては大変満足度の高い、説明十分な動画として完成しますが、果たして視聴者にとってそれが面白いかどうかは別問題です。

この説明動画に対して、コンセプトメイクされた企画は「イメージ動画」になることが多いです。「イメージ動画」はこうした説明は補足程度。メインになるのは企業に相応しいコンセプトを提案し、それに即した動画を制作することです。企業が訴求したいことを、より読み手が理解し、イメージしやすいよう「編集」するのです。

もう少し具体化します。

例えば、『製造業で常に最先端の技術を取り入れ、社員の国際化を図るために英語を現場に取り入れたり、海外から社員を引き抜いたりしている企業が採用動画を制作したい』とします。「Explore Global Future」とコンセプトを決めます。その際、なぜこのコンセプトなのかデータに裏打ちされた説明とともに、時代背景と企業の特徴を合体させたテーマ設定であることをお話します。そのうえで、「Explore Global Future」の動画では、説明はすべて現場の社員が英語で話すスタイルとし、YouTuberのように自撮り(しているかのような)映像表現でテンポよく企業を案内。最後は社長自らが英語でメッセージを送る。といった提案をする、という流れです。企画書はA4用紙1枚でおさめる場合もありますし、パワーポイント数十枚に及ぶこともあります。このあたりは企画の規模感によって変わってきます。

もちろん企業によってはあまりにオリジナリティあふれる動画を希望されない場合もあります。その場合は「説明動画」と「イメージ動画」ハイブリッド版もご用意できます。

いずれにしても、企画立案を排除して動画制作を開始することはオススメできません。何故なら、今後は動画がますますこの世にあふれる時代となります。そんな時代に昔ながらの説明動画を作ったとしても、数多ある動画の中に埋もれてしまうだけです。企業が差別化を図って独自の技術やサービスを磨くように、動画でもオリジナリティあふれる動画を作るべきです。そのためには、まず企画、コンセプトメイクが重要となってきます。

では、「説明動画」と「イメージ動画」、料金の違いはどうでしょうか?

実は違いはありません。「説明動画」でも「イメージ動画」でも企画構成費はいただきます。あとは撮影日数や編集の工数など労働時間と使用機材などにより明確に料金は提示されます。一見、説明動画のほうが簡単そうだから安いのではないかと思いますが、そんなことはありません。説明動画でも台本は必要ですし、撮影もしなくてはなりません。どちらも同じ様に時間と手間暇をかけて制作されるものです。むしろ「イメージ動画」のほうがクリエイティブで独自性の高い動画を制作できるのでお得だと評価される企業様が多いのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか? 本日は弊社代表のプロフェッショナルとしての「コンセプトメイクとは何かをお伝えさせていただきました。ぜひ、参考にしていただき、よりよい動画制作の参考としていただければと思います。

「言葉や文字では伝わらない・・・」 “伝える” “伝わる” 映像制作の基礎知識

  • 魅力をしっかりと伝える映像の表現力
  • プロが教える映像制作のポイント

MVJコラム

Page Top