【法人向け動画制作】日本一に輝いた名ディレクター、代表柵木志(ませぎ・あつし)のヒストリー

【法人向け動画制作】日本一に輝いた名ディレクター、代表柵木志(ませぎ・あつし)のヒストリー

MVJコラム

こんにちは。株式会社モーション・ビジュアル・ジャパンです。本日は、多くの企業様から多数の依頼を受けている代表柵木のこれまでの歩みについてお伝えしたいと思います。

代表が何故、これほどまでに多くの企業様からご信頼を頂けているのか。

それは、映像制作に対する熱い思いと誰もが知る有名な番組を手がけていた豊富な経験、そして『全国200社ある映像制作会社が集まるコンペティションで最優秀賞を受賞した実績』があるからではないでしょうか。本日は、代表柵木志(ませぎあつし)のヒストリーを追っていきます。

はじめての映像制作

はじめて映像を制作したのは、高校の文化祭に向けて制作した8mm映画。文化祭での上映のために映画企画段階から参加をし、友人たちと一緒に試行錯誤しながら完成させました。そして貫徹を繰り返しながら完成した作品は、文化祭のコンペにてなんとダントツの優勝。若き日の柵木は、「もしかして、自分はセンスあるのでは?」なんて思ったとか。

その原体験から、映像制作を本格的に学ぶことを志し、アメリカの南イリノイ州立大カーボンデール校  Cinema & Photography 学科へ入学します。そこでは、脚本から音響、映像編集に至るまで映像制作に関する知識と経験を学びます。そして、実験映画の制作を行い、得た知識の実践を繰り返します。当時制作した映像が残っておりますので、もしよければご覧ください。

※実験映画:既存の映画の表現形式に拠らない映画を指します。多様な表現方法によって制作されているため、一概に定義することはできません。商業的な成功を目的とせず、独自の表現方法によって制作された個人の映像作家による低予算の短編作品が多いです。アヴァンギャルド映画、アンダーグランド映画、個人映画と呼ばれることもあり、その境界線は曖昧です。

出典:https://artscape.jp/artword/index.php/%E5%AE%9F%E9%A8%93%E6%98%A0%E7%94%BB

テレビ局のディレクター職として積み重ねた実績

アメリカという土地柄が、そこまで好きではなかったこともあり、大学を卒業してから日本へ戻りました。そして、株式会社名古屋テレビ映像へと就職し、報道部に配属されます。

この報道部では多くのドキュメンタリーや報道番組にディレクターとして10年以上在籍しました。報道(ニュース)を中心に制作、朝ワイド、経済番組などで多数の演出に関わっています。当時は、まだ技術と演出が分業となっていた時期であり、通常ディレクターが技術にも関わることはまだまだ少ない時代でしたが、元々大学で音響・脚本・演出など全て学んでいたことから、技術にも積極的に関わって経験を積み重ねていきます。

『ぐっとイブニング』『TRYあんぐる』『UP!』『コケコッコー』『ドデスカ!』『東海地区工業高校生アイデアロボット競技大会』『週刊ウォッチャー』『サンダー5』『ウルたま』『メーテレドキュメント』『テレメンタリー』『ニュースステーション』『報道ステーション』『選挙特番』など、ドキュメンタリーや報道関係の番組を主に担当していました。

とりわけ大変だったのが、メーテレ開局45周年記念での撮影。ロケ班が二つあるうちの一つを担当し、とにかく過密スケジュールを回していました。一週間撮影、一週間編集、泊まり込みで働くことも。そんな生活を1ヶ月以上こなしていたそうです。

全国の頂点、そして独立

ディレクターとしての実績を積み重ねていくなかで大きな転機が訪れます。全国200社以上の制作プロダクションが集まった番組コンペティション(全映協グランプリ2007テレビ番組部門)において最優秀賞を受賞するに至ったのです。受賞した番組がこちらです。

『メーテレドキュメント あの空まで~親父バンドキューバへ~』

内容としては、愛・地球博でも演奏したドス・キゼオスというキューバ音楽のバンドが、キューバの音楽祭に招かれ、その舞台裏を追ったドキュメンタリーです。団塊世代へのエールを送る内容となっています。

このように確かな実績と経験をもとに、2007年に株式会社モーション・ビジュアル・ジャパンを設立することを決断。独立後も、『ガイアの夜明け』『佐藤二朗と斎藤工の名古屋でやりたい放題~グルメも人もクセ強すぎSP~』『ザキヤマの名古屋おピンキリちゃん』といった名古屋の番組を中心に関わっており、更に実績を積み重ね続けています。

現在やっていること、これから目指すこと

現在注力しているのは、企業様から依頼を受けて制作する企業PVです。特にコロナ禍で現在は動画制作のニーズが高まっていることもあり、企業様に対するコンサルティングも行っています。テレビ局での報道部で培った、リアリティとストーリー性の高いプロモーションビデオは、非常に訴求力とクオリティが高いことから、継続的なご依頼をいただく企業様が多いです。

また、映像制作を通じて、地域貢献や教育にも注力しております。愛知県西尾市で西尾市岩瀬文庫の蔵書を映像で紹介する「動画で見る岩瀬文庫/岩瀬文庫の世界」サイトやDVDを制作し地域貢献にも取り組んでおり、教育関係では愛知淑徳大学外部講師としてコンセプトメイクの講座を担当しています。

そしてこれから取り組んでいきたいこととしては「プロが作る動画素材」とのことです。現在、動画制作は手軽にできるようになりました。しかし、動画制作を一般の方が制作しようとすると、フリー素材を限られたウェブから引っ張ってくるしかありません。ただし、フリー素材ではできることに限りがあります。そこで、現在他の同業者やコピーライターなどの異業種も巻き込んで専門家が作った素材の制作、および提供することで、より手軽に動画制作のスキルを高められるようにしたいとのことです。

柵木は高校生の青春時代から映像制作一筋に激動の時代を生き抜いてきました。これからも動画制作の現場に立ち続けること、後進の啓発活動に邁進していきます。

「言葉や文字では伝わらない・・・」 “伝える” “伝わる” 映像制作の基礎知識

  • 魅力をしっかりと伝える映像の表現力
  • プロが教える映像制作のポイント

MVJコラム

Page Top