広報担当者必見!良いコンテンツを作るために必要なこと

広報担当者必見!良いコンテンツを作るために必要なこと

MVJコラム

こんにちは。株式会社モーション・ビジュアル・ジャパン(MVJ)です。先週は、いかにYouTubeがメリットのある媒体であるのか、そして具体的にチャンネルの始め方についてお伝えをさせていただきました。

本日は、実際のコンテンツに関わる話として、機材の話、そして良いコンテンツを作るために必要な考え方の話をしていきます。基本的にYouTubeに動画をアップするのに必要なものとしてはスマホが一台あれば問題なく動画をあげることができます。しかしながら、広報動画として制作される場合、「会社の顔となる動画をスマホひとつで本当にいいのだろうか」。そんな不安をお持ちの方のために、機材について説明をさせていただいた上で、動画の質をあげるために覚えておきたいことを説明させていただきました。

YouTubeを始めるにあたって

機材に関してですが、右も左も分からないのであれば、おすすめできるのはアクションカメラです。アクションカメラとは、超小型のボディで体に取り付けられるのが特徴。そして、強力な防水性能があるので、雨の中や水しぶきの中でも使用できます。その中でも特におすすめできるのが、GoProです。

理由としては、

・操作がシンプル
・音がクリア
・ブレ補正が強い
・値段が比較的安い

企業の場合、時間のない中で動画を制作しなければならない可能性があるため、操作が簡単な方が良いと思います。そういった意味では、冒頭にも挙げたスマホでも、何ら問題はありません。

ただ編集作業となるとスマホでも可能ですが、長時間の動画や細かい編集を加えるとなるとスマホではスペックに限界があります。動画編集はパソコンにかける負担が大きい作業のため、一般的に使用されているパソコンよりも高いスペックを必要とします。

また動画に演出を加えるには、編集ソフトもあると良いでしょう。動画編集ソフトには、有料のものと無料のものがありますが、細かい編集や複雑な演出を入れる必要がなければ、有料ソフトを用意しなくても問題ないでしょう。無料のソフトの具体例としては、Blackmagic Design社のDaVinci Resolveと言うものがあります。

動画撮影において、一番大事なこと

しかし、一番大事なことは「機材は正直なんでも良い」ということです。正直、機材は本当に青天井で、高価なものを探しだしてしまうと、本当にキリがありません。そこで、機材を求める前には是非一度考えてみていただきたいのです。

「良い機材があれば良い作品が撮れるのでしょうか?」

映画がそうであるように、いかに低予算だとしても、企画次第で観客の心を掴むことは可能です。機材にこだわったところで、必ずしも視聴する人の心に刺さる動画になるとは限りません。むしろ、「どのようなコンテンツを配信すれば、対象となる視聴者に行動を起こさせられるか」こそが広報戦略の肝です。機材もある程度は必要かもしれませんが、企画内容にこそ最も力を入れる必要があります。

良い作品は、良い企画書から

「良い番組は良い企画書から」と言うこの言葉に全てが集約されています。しかし、企画書というのはフォーマットがありません。

基本的には「番組名」「テーマ/コンセプト」「視聴ターゲット」「内容」「構成案」「出演者」「スタッフ」「スケジュール」などが決まっていると良いでしょう。

これまでに見てきたテレビ番組やYouTubeの中から自分のYouTubeにぴったりなテイストの番組を見つけて、その番組に近いテイストで番組化するということもオススメです(当然、そのテイストなどによって、前述していた機材も変わってきます)。

この辺りは、是非社内で「どのようなテイストのチャンネルにするのか」「どのようなターゲットに対して」「どんな情報を提供するのか」を明確にしておくとよいでしょう。事前にしっかりすり合わせて置かないと、後で「こんなはずではなかった」と上司から言われてしまうのを防ぐことにも繋がります。

また、最初の段階でチャンネルのテーマは明確にしておくことが重要です。言うなれば、「チャンネルの理念」と言い換えてもよいかもしれません。会社も理念が明確になっていることで原点回帰し迷走を防ぐのと同様です。チャンネル運用も継続していく内に、「このチャンネルがしたいことって何だっけ?」「ネタが思いつかない」となることが必ず出てきます。その時に、原点に立ち戻るためにも絶対必要です。複雑で仰々しいテーマである必要はありません。例えば、採用のための広報であれば、「会社の文化を、来年度入社する学生たちに届け続ける」と、ターゲットが明確でシンプルなテーマである方が良いのです。

いかがでしたか? 本日は、「良いコンテンツを作るために必要なこと」をメインテーマとして、機材と機材を購入する上での心得、そして企画の考え方をお伝えして参りました。是非、参考にしていただければと思います。それでももし企画が思いつかない、どのような撮り方をすればいいかわからないとなれば、是非弊社へお問い合わせください。映像制作の実績豊富なスタッフがあらゆる目的に沿った動画を、こだわって制作します!

「言葉や文字では伝わらない・・・」 “伝える” “伝わる” 映像制作の基礎知識

  • 魅力をしっかりと伝える映像の表現力
  • プロが教える映像制作のポイント

MVJコラム

Page Top