社会の木鐸今一度!

社会の木鐸今一度!

MVJコラム

 「世人に警告を発し教え導く人」―大辞林―新聞の役目と言われる「社会の木鐸」のいわれです。

先日の「優生手術救済法成立」に関する各報道を読み今のメディアは本当にこの役目を果たしてきたのだろうか?との疑問を感じました。

それで1948年6月30日に衆議院で全会一致で旧優生保護法が成立した前後の全国紙を中心に縮刷版を図書館で調査してきましたが、全くこの法案に関する記事は発見できませんでした。終戦から3年も経過していない時期でどの新聞も毎日2ページであったことを考えれば仕方ないか?とも思いましたが、今回の報道とのギャップを感じざるを得ません。被害者の機関誌なども読みましたが、元々この法案は当時の社会党がそれも女性議員も中心となって提議されたことも知り本当に驚きました。

今回の件に関する各社の社説は、法律を作ったのは国会であるから第三委員会を立ち上げ、過去の経緯を検証し、教訓を引き出すのが務めではないか、と強調しています。

でも私は新聞各紙は、自らの行動を反省し、自らの存在価値を社会が再度確認するため先頭にたって「社会の木鐸」としての責務を果たすことをお願いしたい。

でないと「いわれのない差別」「人類として許されない行動」を再発することになるのでは?と憂います。

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