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人間尊重経営は廃らない
世界との競争に晒されるようになった日本の中小企業も、年功序列や終身雇用制度は「悪だ」との考えがしみ込んできて「日本式経営は古い」と成果主義経営を取り入れる会社が増えている。
でも、これらの会社の大半は技術の継承や新技術の開発が進まず、業績悪化している現状があります。
一方では終身雇用を守り、定年延長をして８〜７０才後半の人も頑張っている会社も多くあります。
これらのベテランは若者の育成に熱心で高度な技術を伝承し、進んでロボット化へも挑戦し、職場は熱い熱でいっぱいです。もちろん業績も伸びて給与も全員上昇しています。
中国の経営者は「金儲けのみ考える」とのイメージがあり、実際もその通りです。低賃金で働かせ、不況時には迷うことなく解雇します。 でも先日北京・天津地区の中小企業の経営者の集まりで「日本の中小企業の経営方式」」を取り入れたい！と多くの人から指導を求められ、来月中部圏の中小企業視察をセットしました。
さて日本の経営者さん。社員を大切にする経営は今では中国企業も興味を持つ時代ですよ。 あなたの会社はいかがですか？
